台湾最新情報

2018/04/18
日本統治時代の教員宿舎、台中市の歴史的建造物に/台湾

日本統治時代に中部・台中市梧棲の「永寧公学校」(現・永寧小)に建てられた教員用の木造宿舎が先月下旬、同市の歴史的建造物に指定された。同市政府は17日、築80年超の建物は修繕を経て、卒業生向けラウンジや史料室などとして再利用される見通しだと発表した。
台中市の「歴史建築」に登録された永寧小の教員宿舎=同市政府提供

台中市の「歴史建築」に登録された永寧小の教員宿舎=同市政府提供

同小の前身は、1921(大正10)年4月に設けられた「梧棲公学校」の分教室。校舎と宿舎が完成した同年7月に現住所に移転、間もなく分校に格上げされた。永寧公学校となったのは1929(昭和4)年。校内の建物は1935(昭和10)年の新竹・台中地震によって全壊しており、現存する宿舎は震災後に再建されたもの。

同市政府文化局文化資産処によると、宿舎は柱や梁などにヒノキが用いられているほか、高い土台や屋根の鬼瓦など、当時の日本家屋の名残をとどめる。当初、2世帯が入居できる棟割り長屋が5棟建てられたが、老朽化や台風被害などで相次ぎ解体された。1999年の台湾大地震にも耐えた1棟のみが、今なお教員宿舎として使われているという。

同小の教師と児童たちを長年見守り続けてきた古い宿舎は、卒業生も懐かしむ思い出の場所。学校側は保存を目指し、市側に文化財登録を申請していた。

2018/03/17
もう「大迷宮」とは言わせない 台北駅をスマート化するアプリ登場

1日の利用者数が約54万人に上る台湾最大のターミナル駅、台北駅をスマート化するアプリ「台北車站通」の配信が今月末から始まる。アプリのナビゲーション機能を使えば、「迷宮のよう」と評される台北駅でも迷うことなく目的地に到着できる。
16日のアプリ配信発表記者会見に臨む台北市の林欽栄副市長(手前左)

16日のアプリ配信発表記者会見に臨む台北市の林欽栄副市長(手前左)

アプリは、台北市政府がパソコン大手、華碩電脳(エイスース)傘下の亜旭電脳(アスキー)と共同で手掛けた駅のスマート化計画の一環。動線を分かりやすくすると同時に、スマートシティの実現に向けて前進する狙いがある。

適用範囲は、台湾鉄道(台鉄)や台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)、台北メトロ(MRT)、桃園メトロ、バスターミナル、地下街など。超音波ビーコンを使って利用者の位置を確認し、改札口やトイレ、コインロッカー、レストランなど希望の場所まで誘導してくれる。

Android版は今月末、iOS版は来月中旬の配信予定。

 

201802/07 台湾
【花蓮共同】米地質調査所(USGS)によると、6日午後11時50分(日本時間7日午前0時50分)ごろ、台湾東部、花蓮県花蓮市の北約22キロを震源とするマグニチュード(M)6.4の地震があった。震源の深さは10.6キロ。台湾政府によると、2人が死亡し214人が負傷した。日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会によると、日本人2人が負傷した。けがの程度は不明。
7日、台湾東部、花蓮市で、壊れた建物を見る人々(AP=共同)© KYODONEWS 7日、台湾東部、花蓮市で、壊れた建物を見る人々(AP=共同)

台湾メディアによると、花蓮市内のホテル「統帥大飯店」の1階部分がつぶれて建物が傾いた。泊まっていた日本人観光客約30人が避難。政府によると宿泊客ら計130人が救出された。

2018/1/18
チャイナエアライン(中華航空)系格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾は18日、小松空港に就航した。同空港では祝賀式典が開催され、同社の張鴻鐘董事長(会長)や石川県の谷本正憲知事、小松市の和田慎司市長らが出席し、同空港初のLCC就航を祝った。

運航が開始されたのは桃園-小松線。当面は木、日曜の週2便で結ぶ。張董事長は今後需要があれば、増便する可能性もあると述べた。同社の日本での就航は10都市目。

同空港で国際線を運航している航空会社は、他にエバー(長栄)航空、中国東方航空、大韓航空がある。国際線の新規就航は2008年のエバー航空以来、10年ぶりだという。

同空港で勤務する台湾出身者は10年前に台湾線が運航されてから、多くの台湾人旅行客を案内してきたと話す。運航開始当初は団体客が多く見られたが、5年ほど前から個人客も目立つようになってきたと語った。

 

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